鉄 道

群 馬


 土合駅(地下)


   訪問日


 2011年 9月


詳 細


 群馬県 みなかみ町にあるJR東日本 上越線の無人駅です。
 ホームが地下にあるトンネル駅で、階段が486段もある「日本一のモグラ駅」として有名になっています。
 川端康成の小説「雪国」の冒頭に登場するトンネルのモデルは、現在上り線に使用されている清水トンネルです。

 トンネル内という事でひんやりしていて過ごし易いですが、湿度がかなり高いです。
 列車がトンネルに入ると下から霧がモァ〜と上がって来ます。
 また、階段とホームでは温度差がかなりあります。眼鏡やカメラが結露しますので注意して下さい。

 さて、感想ですが地下への階段の前に立つとまず、その深さに「おぉ〜!!」となります。
 約340mあるので1段目が遠くに見えます。

 階段は5段ごとになっていて10段づつ段数が表記されています。
 下りるのは楽ですが、上りは・・・
 電車で登山に来る人はまずこの階段の洗礼を受けます。
 荷物を背負って上ると結構くるかと思います。


 駅の詳細は地上のページを参照ください。
 薄暗いので撮影時は三脚を使用した方がいいです。

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 通年営業のトンネル駅
  湯檜曽駅(JR東日本 上越線)
  土合駅(JR西日本 北陸本線)
  美佐島駅(北越急行 ほくほく線)
  湯西川温泉駅(野岩鉄道 会津鬼怒川線)



行き方


 前橋から国道17号線を北上して、みなかみ町で国道291号線に入りさらに北上します。
 国道291号線は土合の先で点線国道になるので見つけやすいと思います。
 駅前に大きな広場があります。






最上段(462段目)からです。
ここに立つと「おぉ〜」となります。

※写真は明るめに撮ってあります。
実際はもっと薄暗いです。




まるで秘密基地に続く階段のようです。




少しズームしたもの。




200mmで撮ったものです。
手すりと照明が綺麗に並んでいるので芸術品みたいでした。




斜めから見るとさらにトンネルが強調されます。




階段の横にあるこの部分はエスカレータ用だそうです。
エスカレータが設置される日は果たして来るのでしょうか・・・




何とも言えないのは途中にベンチがあることです。




今度は地下から見上げたもの。




階段横に説明の看板があります。












いよいよ(やっと)ホームへ。




待合室とトイレがあります。
以前は通過線と退避線がありましたが退避線を廃止した為、2段になっています。




反対側。
靄がかっていました。




ホーム先端から。
以前はかなり長かったようです。












普通列車が入駅してきました。








階段を上っていく乗客。








通過列車です。
放送などの案内はありませんが、音と空気の流れで来るのがわかります。




通路を造るのに4年もかかったようです。


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